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身近だけど奥が深い刃物の世界(2019年8月 澤田)

   

皆さんは剣と刀の違いを知っていますか?

映画やゲームなどで出番の多い「西洋剣」。
映画よりは時代劇で見かけることの多い「日本刀」。
形は似ていますが、実はそれぞれ全く違う役割を持っています。

西洋で広く伝わる殆どの西洋剣は、斬る為の道具というより叩き斬る道具です。
分厚い刀身を持ち、両方に刃が付いているその剣は
刃の部分を分厚くし、重くすることで攻撃性能を高めつつ
刃の耐久性を上げることを重視して作られています。

一方の日本刀は、攻撃の対象を切り裂くことに特化しています。
西洋剣ほど分厚くはなく、とても薄く、柔軟にしなることで刀身は折れにくい構造です。
切れ味としては十分すぎる威力がありますが、
構造としては「突き」にはあまり向かないとされています。

この様に剣には剣の、刀には刀の用途があり、それぞれ違う構造をしています。
剣と刀は敵を倒すことに関しては同じかもしれませんが、
それぞれに歴史があり、文化があり、それに応じて別々の進化をした刃物なのです。

さて、あまり一般的には馴染みのない剣と刀の話をしてしまいましたが、
これは私たちの身近な所にある様々な刃物も同じように見ることが出来ます。

刃物という括りで見れば皆同じですが、それぞれに用途があり、
別々のものを切る為に生まれてきたのです。

例えば包丁。
家庭で一般的に使われているのは三徳包丁と呼ばれる肉でも魚でも野菜でも切れる包丁です。
どんな食材にも使用でき、刃渡りが長くないので料理初心者でも安心して使えます。

しかし、三徳包丁は万能ではありません。刃渡りが短い事が時には不便になることもあり、
大きな食材や冷凍物を切る時には扱いづらい場合があります。
そんな時は牛刀や出刃包丁、冷凍切り包丁など、それぞれ食材に合った包丁を使う方が適しているでしょう。

このように、道具には全て使用法と用途が考えられており、
時と場合に応じてそれらを使い分けることも必要なのです。

世の中に適材適所という言葉があるようにどれだけ切れて長持ちする刃物であったとしても
使い方や保存方法が間違っていればその真価を発揮することは出来ません。

包丁、鋏・・・身近にある刃物の使い方、この機会に今一度確認してみませんか?






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