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我が事として考える(2016年4月20日 久保)

【一分間スピーチ】(記念日ネタ)

熊本で大きな地震がありました。
未だに余震の地震速報が頻繁に流れている現状です。
その一方で、熊本のコンビニの97パーセントが再開し、
関市からも職員が救援物資を持って熊本に行ったそうです。
少しずつ復興の兆しも見えています。
10年近く前、熊本で新幹線に関わる工事をしていたので
聞き覚えのある地名が出てきて心が痛ましいです。

僕が中学生の頃、阪神大震災が起こりました。
その時も、テレビで日々増える被災者数や
壊れた高速道路をニュースで見ていました。

震災から数か月経った頃、おじいさんが
「神戸へ行くぞ」と現地へ連れて行かれました。
当時は、どうせ行くならもっと楽しいところに行けばいいのにと思って、
なんだろうなと思いながら、その悲惨な状況を間近で見ていました。

大震災が起こると
死者○名
行方不明者○名
重症○名
日々そういうニュースが増えていきます。
普段なら死者1名は大きなニュースになるはずなのに地震の時だけは特別です。
簡単に100名が亡くなります。
そういうニュースを見ているとどうしても感覚が麻痺していきます。

僕らがそういうニュースを見た時にやるべきことは
その地震が自分の身に起こった時にどうするべきなのかを考えることです。
例えば被害を小さくするための対策、被害に遭った時の対策。
そのニュースを遠い世界のことと思わずに、我が事として見れば良いと思います。

「テレビという遠い世界でなく、地震をリアルに感じてくれ!」
おじいさんはそんなことを伝えたかったから
僕を神戸に連れて行ってくれたと、今では思います。

会社でも同じことだと思っています。

毎日朝礼で不良の報告があります。
「不良が○個出ました」を、毎日聞いていると思います。
毎日続けていると感覚がマヒして、
1個や2個ならいいやと思っているかもしれません。

1個でも不良は不良です。
2個よりは1個。1個よりは0個のほうがいいに決まっています。
それを防ぐためには
不良報告を他人事と思わず
自分のこととしてしっかり聞くことだと思います。

せっかく時間を取って不良報告をしています。
自分だったらどうするか、と我が事として考えて、
不良を減らしていってください。


 

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