岐阜県関市は日本最大の刃物の街です
岐阜県関市は鎌倉時代から日本刀の歴史をもつ日本最大の刃物の街です。大正から昭和にかけて、伝統的な「打刃物」だけでなく、「プレス」「熱処理」「歪取り研磨」「刃付けバフ」の分業制による量産化に成功した事で、「刃物の街関市」を世の中に広めました。
当社では、創業以来100年近く、関市で刃物製造を続けています。創業当時は缶切りや鋳物鋏からスタートしましたが、50年程前に測定機械である「ノギス」の製作をきっかけにして、プレス金型や研削機械の精密化への道を歩みました。
精密化への取組が評価され、薄刃小型機械刃物の製造に着手し、現在まで継続して製造してきています。
技術面に関しては、日本刀の時代から続く、手作業による「歪取り」技術を継承する一方で、関市特有の「分業体制」にこだわらず、「自社一貫生産体制」を取り入れることで、「伝統」と「近代化」の融合を図ってきました。
当社では、「技術」「信頼」「挑戦」を社是として掲げ、今後も古くて新しい刃物技術を継承していくことで、自分のために「挑戦」し続けます。