- 【刃物の材質】
- ハイス鋼(SKH51)
- 【サイズ】
- φ60×t0.35
- 【切る物・切り方】
-
ロール紙
スリッター
回転式
2017年3月28日
mailにて問合せ
初めてご連絡申し上げます。
現在ロール紙のスリッターを検討しております。
当初、刃には文具用のオルファ円形刃RB60(タングステン鋼)を
使用していましたが、耐久性がなく工業用の丸刃にて再検討することになりました。
以下の仕様で試作した場合の試作費および製作期間がどれ程になるか教えて下さい。
切断対象物:普通紙(坪量40-157g/m2)
切断方法:
対象物を乾燥状態でテンションを張り、84m/分で走行カットします。
(刃物を固定するか回転させるかはまだ未定です)
図面または見本:見本はありません。図面は必要であればおこします。
刃物の材質:
耐久性と価格のバランスで決めたいと思います。
超硬、ハイス鋼、工具鋼など何パターンかの見積りを頂けると幸いです。
全体の形状:直径φ60mm〔±0.5mm〕、厚み0.35mm程度(要相談)、中心にφ10mm〔0/+0.1mm〕の穴。
刃先の形状:両刃。刃先角度は知見がありませんので逆に提案を頂けると幸いです。
製作数量:6 個
以上、よろしくお願いします。
ロール紙を回転式で切るオルファの円形刃(RB60)の、
耐久性へのお悩みに対し、ハイス鋼(SKH51)の同形状の刃物を提案しました。
2017年4月4日
現物受領後、提案
オルファ円形刃RB60(タングステン鋼)を使用されていることですが、
「タングステン鋼」の詳細が何かが分からないので、
現物の刃を送付して頂き調査しました。
その結果、オルファ円形刃RB60の硬度はHRC55程度でした。
そこで、耐久性向上の提案として、お客様からは超硬刃物の見積を依頼されましたが
価格面も考慮して、SKH51の円形刃を提案しました。
2017年4月5日
見積書提出後、即発注
見積書を提出する際、
オーダーメイドなので、治具等の初期費用が必要になります。
1個の場合:4万円程度、6個の場合:7万円程度と高額になります。
そこで、サンプルとして似た丸刃があります
(外径:60mm、内径:20mm、厚:0.5mm、刃先角度:オルファより鋭角)
この丸刃であれば、初期費用無しで対応可能です(厚0.35mmにする場合は別途追加)
との記載をしましたが、オーダーメイドの円形刃の注文を頂きました。
お客様からの感想
ロール紙を切るのに刃物を回転させながら使用しています。
既製品のオルファ刃を使用していましたが、
刃物の耐久性に頭を悩ませており、
ホームページで「回転刃」と検索して見つけました。
試作実績が豊富なことから問合せをしました。
見積価格は想定の範囲内でしたので即発注しました。
刃物自体は、問題なく使用でき満足しています。
当面はありませんが、何れお願いをする機会があるかと思います。
その時にはよろしくお願いします。
問合せ:2017年03月28日
見積日:2017年04月04日(見積回答:7日)
受注日:2017年04月05日(受注:6個)
発送日:2017年04月25日(納期:20日)
価格帯:10,000~15,000円