- 【切る物・切り方】
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電線
藁切りカッター、皮むき
2018年6月23日
mailにて問合せ
先日、弊社の上司が展示会でお世話なり、ありがとうございました。
性能の良い刃物を作っていらっしゃるとの事で、ご紹介いただきました。
早速ですが、弊社は電線の切断用刃物や脱皮用刃物やを複数使用しており、
磨耗や欠けにより、交換や研磨メンテナンスなどを繰り返し行っています。
御社にて刃物部分を作成いただくことで、
耐久性や切れ味、切り口の美化が期待できそうであれば
見積もりをお願いできませんでしょうか。
ご依頼させていただいた目的ですが、
切れ味、耐久性、コストの改善です。
現在使用している刃物の写真を添付いたしますので、
お手数ですがご確認いただけますでしょうか。
必要であれば、現在使用中の刃物を参考に送らせていただきます。
2018年07月24日
刃物受領後、見積提出、受注
送付して頂いた刃物の現物を確認したところ、
電線の切断には市販の藁切りカッター、
電線の皮むきには2枚刃を使用されていました。
藁切りカッターに関しては、
刃物が曲線形状で、相当に摩耗していました。
コストと性能を考慮し、機械的は刃付が可能で再研磨も容易な
直線形状の刃物、ステンレス鋼(AUS8)を提案しました。
皮むきカッターに関しては、
刃物がすぐにダメになるとのことでしたが、
あまり質の良い素材が使用されていませんでした。
そこで、切れ味も耐久性も高いSKH51 を提案しました。
2019年03月14日
再研磨の依頼
作成いただきました”電線切断刃”ですが初期の感触は非常によかったです、
作業者も切れ味が良くなったといっていました。
6ヶ月ほど使用しましてだいぶ刃の磨耗、刃こぼれがしてまいりましたので、
再研磨は可能でしょうか?
再研磨、もしくは新規で作り直しではどちらが安いでしょうか?
2019年03月21日
再研磨受注後、出荷
元々、再研磨が容易な刃物を提案しておりましたし、
当然、再研磨の方が安価に対応できるので、再研磨で対応しました。
再研磨することで、多少刃物の長さは短くなりますが、
機械的に問題なければ何度でも再研磨可能です。
お客様からの感想
電線を押し切り刃(俗に言う藁切り)で5本まとめて切っています。
刃物の切れ味が悪く、電線の切断面が汚いので困っていました。
上司が展示会で御社を拝見し興味を持って教えていただきました。
刃物専門メーカーとしての精度・強度に興味を持ち問合せしました。
刃物を受領して使用したイメージでは現行品よりよさそうです。
ただ、現行の刃、1万円以下から今回の刃、3万円弱と
コストは高くなったが寿命は確実に伸びました。(具体日数は今後確認)
作業者は前の刃より軽く切れるといっています。
切れ味も改善できたと実感しております。。
また、再発注検討します。今後ともよろしくお願いします。
問合せ:2018年06月23日
2018年07月17日刃物受領
見積日:2018年07月19日(見積回答:2日)
・藁切りカッター
受注日:2018年07月24日(受注:1個)
発送日:2019年08月17日(納期:24日)
価格帯:2,0000~30,000円
・電線皮むきカッター
受注日:2018年07月24日(受注:2個)
発送日:2019年08月17日(納期:24日)
価格帯:1,0000~20,000円
・藁切りカッター再研磨
受注日:2019年03月14日(受注:1個)
発送日:2019年03月21日(納期:7日)
価格帯:5,000~1,0000円