- 【刃物の材質】
- ステンレス鋼(AUS8)
ハイス鋼(SKH51)
- 【サイズ】
- W60×H60-45×t1.1
- 【切る物・切り方】
-
繊維フィルター
回転式
2015年9月15日
mailにて問合せ
初めてお問い合わせを致します。
弊社は繊維フィルターを製造している会社です。
押出機によりチューブを成型し、
同時成型で内部に繊維を充填することによって
丸形の外皮付きフィルターを製造し、
(繊維:ポリエステル、外皮:ポリプロピレン)
(たばこのフィルタの様なものです)
エンドレスで流れてくるフィルターを
切断機で任意の長さに切断しています。
現在切断機に使用している刃は、ハイス鋼の片刃です。
形状は、60mm×1.2mm厚の四角板です。
四角板の一辺が曲線形状になっており、
その一辺に刃が付いています。
(曲線形状にはこだわっていません。台形でも問題ないです)
切断機の使用方法は、
200Φの円形回転体の一端に上記の刃を装着し、
刃物を回転しながら毎分500本~800本程度をカットしています。
切れが悪くなった刃は自社で研ぎ直しを行い、再度使用しています。
200,000本/日程度の製造で、
刃が悪くなってくると繊維の飛び出しが出てきて、
現状では50,000本程度で刃の交換をしています。
もう少し寿命が延びればいいかと考えております。
フィルターの外皮が薄く(0.25mm程度)、
また繊維量も少なく非常に柔らかいので、
外皮部分にバリが出てしまい悩んでおります。
耐久性のアップとバリの減少を希望していますが、
両立はできますでしょうか?
どちらかと言うと、耐久性を重視したいと考えています。
まずは試作をして頂き切れるかどうかを試したいのですが、
費用はどの程度掛かりますでしょうか?
最終的には12枚~20枚程度を考えております。
色々な会社に問合せしているが全然返答がない状態です。
よろしくお願い致します。
2015年9月16日
お見積提出
写真を見せて頂き確認したところ、
刃先部が曲線形状でした。
しかし、曲線形状はコスト的に高くなるので、
直線形状(台形形状)で提案しました。
また、刃物の部分が、ペーパーで磨いているだけで、
とても、研磨した刃物とは言いがたい物でした。
なので、ステンレス鋼(AUS8)の鋭い刃物を提案しました。
また、耐久性の高いハイス鋼(SKH51)も提案しました。
しかし、既存の刃物との価格差があったため、
採用には至りませんでした。