・備忘録
南宮大社の由緒を絵本調で分かりやすく書いた本。
南宮大社に関しては、美濃の一宮の割には、
あまり参考文献がないので、非常に為になった。
以下、参考になった文章を抜粋します。
金気の神:金山彦命
美濃一宮:美濃国の不破の府中
壬申の乱:大海人皇子が戦勝祈願
蒙古襲来:敵国降伏を祈った梵鐘製作
関ヶ原合戦:西軍が南宮大社を全焼
南宮神道:不破惟益がまとめる
・前文
[発刊のことば]
親子で語りながら
南宮大社は、美濃国の氏神さまです。
千年の昔から国幣大社で美濃一の宮でありました。
そのお社も、そのお祭も、すべて国の重要文化財であります。
この絵物語は、南宮文化を軸とする西美濃文化を理解するのに、
とてもよいと思います。
親子で語りながら、頁をめくってください。
刊行委員会代表
土屋斉
[監修のことば]
南宮さんの宝物
この度、東海一の大鳥居を建立するにあたり、
南宮二千年の絵巻物として、すばらしいご本を奉賛していただきました。
とりわけ、歴史上の謎とされてきた聖武天皇の美濃行幸や、
千年をこえる神仏同体思想を、
楽しい絵話で紹介してくださいました。
またひとつ、南宮さんの宝物ができました。
南宮神社名誉宮司
宇都宮敢
・目次
表紙 蛇山の踊り
口絵 羅陵王の舞い
1.カナヤマヒコのミコト・・・金気の神
2.国づくり・・・大和朝廷
3.美濃のおやがみ・・・美濃一宮
4.カナヤマヒコのお社・・・南宮大社
5.壬申のいのり・・・大乱大勝
6.美濃へのたび・・・聖武天皇
7.人びとのくるしみ・・・世情不安
8.仏のちから・・・大仏誓願
9.天子のねがい・・・勅使奉幣
10.神仏ひとつ・・・宮処寺
11.はやりうた・・・曳常泉
12.大仏さま・・・大仏建歴
13.将門はんらん・・・御首明神
14.元のたいぐん・・・神風梵鐘
15.南宮まつり・・・ふじ河記
16.南宮づくり・・・家光寄進
17.神仏はなせ・・・学者名僧
18.大きなとりい・・・国の重文
解説 歴史点描
・著者
服部真六
大垣女子短期大学講師 62歳
関ヶ原町歴史民俗資料館研究員
関ヶ原歴史を語る会主宰
日本地名研究所会員
岐阜児童文学研究会委員
『不破の地名』『垂井のむかし話』『宮代ものがたり』
『関ヶ原の昔ばなし』など著書共著多数
コボたち文学賞
下中弥三郎教育賞など受賞
増田晴風
自宅工房で、きりえ創作に専念 60歳
日本きりえ教会委員
関ヶ原歴史を語る会会員
西濃きりえ協会代表
『関ヶ原カルタ』『不破の地名』『関ヶ原昔ばなし』
『コボたち』のさしえなど作品多数
個展10数回
全国きりえコンクール7回入選
国際美術展(中・英・仏)入選など受賞多数
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