日刊工業新聞の
「新分野に売って出る」という特集にに掲載して頂けました。
名前がデカデカと載るのは恥ずかしいです。
以下掲載本文
工業用機械刃物
オーダーメードで顧客開拓
エドランド工業(岐阜県関市、久保公司社長、0575-22-0451)は、
顧客の課題に合わせた工業用機械刃物を
1枚から製作する事業を2016年10月に始めた。
分業が主流の刃物製造で珍しい自社の一貫生産体制と
培ったノウハウを生かし、顧客開拓を進める。
久保有希取締役にその取り組みを聞いた。
(岐阜支局長・伊藤吉登)
‐工業用機械刃物のオーダーメード事業を始めた狙いは。
「当社は大手向けの量産刃の生産が中心だ。
機械刃物の国内生産量は減少傾向にあるが、顧客ニーズは多様化している。
当社は自動車部品や食品などさまざまな分野向けに
計1万2000種を生産し、豊富なデータを持つ。
この知見を生かしたいと考えた。
改善提案まで踏み込んで顧客に最適な刃物を提供し、
開発パートナーとしての位置づけを確立したい」
‐取り組み体制は。
「事業化に当たり、多能工の技術者5人を配置した。
設備では、新規に開発する刃物で需要の高い高速度鋼(ハイス)に対応できる、
高温熱処理仕様の真空熱処理炉などを導入した」
‐顧客開拓に向けた訴求ポイントは。
「最薄で0.25ミリメートルと、薄物の小型刃を得意とする。
難削材や新素材を切る企業が増えている。
切断対象物に合わせた最適な刃物材料を選ぶ。
その上で形状加工や硬さを調整する熱処理などの各工程の工夫を組み合わせ、
切れ味と耐久性に優れた製品を提供する。
最短で2週間と言う納期の短さも訴求したい」
以上掲載本文
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