南宮大社（金山彦神：カナヤマヒコを祀る美濃の一宮）へ（2015年11月1日）

今日は南宮大社へ行ってきました。

美濃国の一宮でもあり、鉱山や金属の神様である、
金山彦神（カナヤマヒコ）が祀られてる神社です。

岐阜県にある刃物屋としては、大切な神社なのです。

南宮大社の歴史は古く、
・ナガスネヒコを征討（神武天皇）
・壬申の乱（大海人皇子）
・奈良の大仏建立（聖武天皇）
・関ヶ原の合戦で焼失→再建（徳川家光）

こんなに言われのある神社なので、
久々におみくじを引いてみました。
おみくじ曰く、
「焦るな！良い事は必ずやってくる」
との事でした

ところで、、、
おみくじは「大吉」とか「凶」を見るのではなく、
一番上の短歌とその解釈をよく読みましょう。

それが神様からの言葉なので、結ばず持ち帰って
常日頃思い出すようにすると良いですよ。

※金山彦神（カナヤマヒコ）

伊勢神宮の天照大神（アマテラスオオミカミ）の兄神。
イザナギとイザナミとの間にカグツチが生まれた。
イザナミの出産時に、カグツチが火の神なので、
陰部を火傷し病み苦しんでいた。

その苦しみの中、
嘔吐物から生まれるのが金山彦神（カナヤマヒコ）と金山姫神（カナヤマビメ）、
糞から生まれるのがハニヤスビコ神（土の神）、
尿から生まれるのがミヅハノメ神（水の神）。

嘔吐物を、たたら製鉄の工程の「たぐり」
つまり、「金属が真っ赤に溶けて流れる様子」と見立て、
鉱山や金属を司る神様となった。